アクティブファンドの大半は手数料の無駄

アクティブファンドというのは、ファンドマネージャーが投資対象を決定するファンドで、積極的な売買によってベンチマーク(基準となる指標)よりも高リターンを目指すタイプのファンドです。一方でベンチマークと同じ動きをするように設計されているファンドをインデックスファンドと言います。

 

投資信託というと前者の「アクティブファンド」を想像される方が多いかと思いますが、世の中に存在している大半のアクティブファンドは手数料が高いだけで投資をする価値はないと私は考えています。今回はこのアクティブファンドが抱えている問題点を指摘したいと思います。


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アクティブファンドとインデックスファンドはどちらがいいの?

さて、アクティブファンドやインデックスファンドについてもう少し深く掘り下げていきます。

 

アクティブファンドとは?

アクティブファンドはたとえば日経平均やTOPIXといったような基準となる指数よりも高いリターンを得ることを目的とするファンドの総称です。ファンドマネージャーという運用者が投資対象を厳選したり、マーケットの状況等を判断して売買を行います。

売買回数が増えるほか、ファンドマネージャーなどに対する報酬も高くなるため、その手数料(投資信託の手数料)についても高額化しやすいという特徴があります。

 

 

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、日経平均やTOPIXといった基準となる指標と同じ動きをするように設計されている投資信託です。指数に連動させることを目的としているので、ある程度機械的に運用をすることが可能です。

そのため、アクティブファンドと比較すると手数料などは安いです。

 

 

アクティブファンドはインデックスファンドの手数料差以上のリターンを残せるか?

アクティブファンドは「市場平均以上を目指す」というファンドですが、あくまでも目指すだけでそれが達成できるかどうかは別です。

 

さらに、市場平均以上のリターンをとることができたとしてもアクティブファンドの方がインデックスファンドよりも高い手数料をとっているという状況を考えるとその手数料差以上のリターンが求められるわけです。

 

しかしながら、実際のところ、アクティブファンドの方がインデックスファンドよりもリターンで上回るという事実はないと考えることができます。

 

ウォール街のランダムウォーカー」という有名な本があります。それによると、米国のケースになりますが、2005年までの10年間にS&P500というアメリカの株価指標の運用成績を上回ることができたファンドはアクティブファンドの21%に過ぎないというデータがあります。

つまり、残りの約8割のファンドは、インデックス運用以下の成績しか出せなかったということになるわけです。

 

もちろん、これがすべてというわけではないでしょう。米国のケースだから日本には当てはまらないという方もいるかもしれません。しかしながら「投資信託に投資をする上で最大のネックは「手数料」」でも挙げたように、日本は米国と比較しても投信の手数料が高い国です。

 

つまり、米国の場合よりも、アクティブファンドの運用成績についてはもっと不利な条件がそろっていると考えることができます。

 

 

株式市場にまるごと投資ができるインデックスファンドが一番

こう考えると、投資信託を買うときはわざわざコストが高いアクティブファンドを買うよりも株式市場を丸ごと買うというインデックスファンドを買う方が効率的ということになります。

 

もちろん、インデックスファンドといっても投資対象は様々です「日本株式市場(日経平均株価、TOPIX)」「アメリカ株式市場(S&P500)」「世界株(MSCI-KOKUSAI)」「新興国株式(MSCI-エマージング)」など様々です。

 

こうした株式市場を丸ごと買えるファンドを、組み合わせて状況に応じて投資するというのが投資信託を通じて資産運用を行う最善の方法だと私は思います。

 

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